秋のGⅠシリーズ第一弾の第55回スプリンターズステークス(GⅠ)。
その夜には凱旋門賞ということで、9月25日にクロノジェネシスが無事にフランスに到着し、ディープボンドとともに頑張ってほしいですね。
それでは一発目ということで気合を入れて高確率のデータをピックアップしたので分析していきたいと思います。
出走予定馬 予想オッズ
馬名(性齢) | 想定騎手 | 予想オッズ |
---|---|---|
アウィルアウェイ(牝5) | (未定) | 32.0 |
エイティーンガール(牝5) | 横山和 | 96.2 |
クリノガウディー(牡5) | 岩田康 | 26.6 |
シヴァージ(牡6) | 吉田隼 | 59.5 |
ジャンダルム(牡6) | 浜中 | 12.5 |
タイセイビジョン(牡4) | 石橋 | 125.2 |
ダノンスマッシュ(牡6) | 川田 | 3.6 |
ビアンフェ(セン4) | 藤岡佑 | 46.3 |
ピクシーナイト(牡3) | 福永 | 6.0 |
ファストフォース(牡5) | 鮫島克 | 59.5 |
ミッキーブリランテ(牡5) | 和田竜 | 73.6 |
メイケイエール(牝3) | 池添 | 28.4 |
モズスーパーフレア(牝6) | 松若 | 14.9 |
ヨカヨカ(牝3) | 幸 | 13.4 |
ラヴィングアンサー(牡7) | 岩田望 | 419.2 |
レスステンシア(牝4) | Cルメール | 2.2 |
【除外対象馬】
馬名(性齢) | 想定騎手 | 予想オッズ |
---|---|---|
ロードアクア(牡5) | (未定) | 96.2 |
ダイメイフジ(牡7) | 田辺 | 179.0 |
カイザーメランジェ(牡6) | (未定) | 419.2 |
クーファウェヌス(牝6) | (未定) | 125.2 |
ボンボヤージ(牝4) | (未定) | 156.5 |
ショウナンバビアナ(牝5) | (未定) | 83.4 |
過去5年 高確率データ
①前走GⅢ以上5着以内
【2016年】
- 1着:レッドファルクス⇒CBC賞(GⅢ)1着
- 2着:ミッキーアイル⇒高松宮記念(GⅠ)2着
- 3着:ソルヴェイグ⇒キーランドC(GⅢ)4着
【2017年】
- 1着:レッドファルクス⇒安田記念(GⅠ)3着
- 2着:レッツゴードンキ⇒ヴィクトリアM(GⅠ)11着
- 3着:ワンスインナムーン⇒朱鷺S(オープン)1着
【2018年】
- 1着:ファインニードル⇒セントウルS(GⅡ)1着
- 2着:ラブカンプー⇒セントウルS(GⅡ)2着
- 3着:ラインスプリット⇒セントウルS(GⅡ)5着
【2019年】
- 1着:タワーオブロンドン⇒セントウルS(GⅢ)1着
- 2着:モズスーパーフレア⇒北九州記念(GⅢ)4着
- 3着:ダノンスマッシュ⇒キーランドC(GⅢ)1着
【2020年】
- 1着:グランアレグリア⇒安田記念(GⅠ)1着
- 2着:ダノンスマッシュ⇒セントウルS(GⅡ)1着
- 3着:アウィルアウェイ⇒北九州記念(GⅢ)3着
①の今年の該当馬⇒エイティーンガール,カイザーメランジェ,クリノガウディー,ジャンダルム,ビアンフェ,ピクシーナイト,ファストフォース,モズスーパーフレア,ヨカヨカ,レシステンシア
②同年にGⅠ連対か芝1200m・1400m重賞勝ちを経験
【2016年】
- 1着:レッドファルクス⇒CBC賞(GⅢ)
- 2着:ミッキーアイル⇒阪急杯(GⅢ)
- 3着:ソルヴェイグ⇒函館SS(GⅢ)
【2017年】
- 1着:レッドファルクス⇒京王杯SC(GⅡ)
- 2着:レッツゴードンキ⇒京都牝馬S(GⅢ)
- 3着:ワンスインナムーン⇒該当なし
【2018年】
- 1着:ファインニードル⇒シルクロードS(GⅢ)など
- 2着:ラブカンプー⇒該当なし
- 3着:ラインスプリット⇒該当なし
【2019年】
- 1着:タワーオブロンドン⇒京王杯SC(GⅡ)など
- 2着:モズスーパーフレア⇒オーシャンS(GⅢ)
- 3着:ダノンスマッシュ⇒シルクロード(GⅢ)など
【2020年】
- 1着:グランアレグリア⇒安田記念(GⅠ)
- 2着:ダノンスマッシュ⇒京王杯SC(GⅡ)など
- 3着:アウィルアウェイ⇒シルクロードS(GⅢ)
※①+②過去5年の該当馬は15頭中11頭
②の今年の該当馬⇒シヴァージ,ダノンスマッシュ,ビアンフェ,ファストフォース,ヨカヨカ,レシステンシア
①+②の今年の該当馬⇒
ビアンフェ
- 前走=函館SS(GⅢ)1着
- 重賞勝ち=函館SS(GⅢ)
ファストフォース
- 前走=北九州記念(GⅢ)2着
- 重賞勝ち=CBC賞(GⅢ)
ヨカヨカ
- 前走=北九州記念(GⅢ)1着
- 重賞勝ち=北九州記念(GⅢ)
レシステンシア
- 前走=セントウルS(GⅡ)1着
- 重賞勝ち=阪急杯(GⅢ),セントウルS(GⅡ)
同年の高松宮記念1・2着馬
※2019年以外はどちらかの馬が連対。
【2016年】
高松宮記念1着ビッグアーサー(1人気)
⇒スプリンターズS12着
高松宮記念2着ミッキーアイル(2人気)
⇒スプリンターズS2着
【2017年】
高松宮記念1着セイウンコウセイ(5人気)
⇒スプリンターズS11着
高松宮記念2着レッツゴードンキ(2人気)
⇒スプリンターズS2着
【2018年】
高松宮記念1着ファインニードル(2人気)
⇒スプリンターズS1着
高松宮記念2着レッツゴードンキ(3人気)
⇒スプリンターズS5着
【2019年】
高松宮記念1着ミスターメロディ(3人気)
⇒スプリンターズS4着
高松宮記念2着セイウンコウセイ(12人気)
⇒スプリンターズS12着
【2020年】
高松宮記念1着モズスーパーフレア(9人気)
⇒スプリンターズS10着
高松宮記念2着グランアレグリア(2人気)
⇒スプリンターズS1着
高松宮記念1着2着馬から連対したミッキーアイル、レッツゴードンキ、ファインニードル、グランアレグリアは、高松宮記念を2番人気以内に支持されていました。
今年の高松宮記念の1番人気はレシステンシア、2番人気はダノンスマッシュ。
血統分析 父か母父に大系統ミスプロ系、ナスルーラ系
大系統 | 小系統 |
---|---|
ナスルーラ系 | ・エーピーインディ系 ・グレイソヴリン系 ・ネヴァーベンド系 ・プリンスリーギフト系 ・ボールドルーラー系 ・レッドゴッド系 ・ナスルーラ系 |
ミスプロ系 | ・キングマンボ系 ・フォーティナイナー系 ・ミスプロ系 |
※連対馬15頭中14頭が該当
【2016年】
- 1着:レッドファルクス
- (フォーティナイナー系×サンデー系)
- 2着:ミッキーアイル
- (ディープインパクト×ダンチヒ系)
- 3着:ソルヴェイグ
- (サンデー系×グレイソヴリン系)
【2017年】
- 1着:レッドファルクス
- (フォーティナイナー系×サンデー系)
- 2着:レッツゴードンキ
- (キングマンボ系×サンデー系)
- 3着:ワンスインナムーン
- (フォーティナイナー系×ミスプロ系)
【2018年】
- 1着:ファインニードル
- (フォーティナイナー系×ミルリーフ系)
- 2着:ラブカンプー
- (プリンスリーギフト系×ミスプロ系)
- 3着:ラインスプリット
- (フォーティナイナー系×グレイソヴリン系)
【2019年】
- 1着:タワーオブロンドン
- (ミスプロ系×ネヴァーベンド系)
- 2着:モズスーパーフレア
- (ミスプロ系×ダンチヒ系)
- 3着:ダノンスマッシュ
- (キングマンボ系×ダンチヒ系)
【2020年】
- 1着:グランアレグリア
- (ディープインパクト×エーピーインディ系)
- 2着:ダノンスマッシュ
- (キングマンボ系×ダンチヒ系)
- 3着:アウィルアウェイ
- (サンデー系×キングマンボ系)
今年の該当馬
- アウィルアウェイ(母父キングマンボ系)
- カイザーメランジェ(父キングマンボ系)
- ショウナンバビアナ(母父ミスプロ系)
- シヴァージ(母父グレイソヴリン系)
- ダイメイフジ(父ミスプロ系)
- ダノンスマッシュ(キングマンボ系)
- ビアンフェ(母父プリンスリーギフト系)
- ファストフォース(父キングマンボ系 母父プリンスリーギフト系)
- ボンボヤージ(父キングマンボ系)
- モズスーパーフレア(父ミスプロ系)
- ヨカヨカ(父ミスプロ系)
- ロードアクア(父ミスプロ系)
データ・血統すべての該当馬⇒ビアンフェ,ファストフォース,ヨカヨカ
注目馬ピックアップ見解
ファストフォース
父ロードカナロアが2012年、2013年スプリンターズS連覇。
母父サクラバクシンオーが1993年、1994年スプリンターズS連覇と血統から見てもこの舞台があっているのは間違いないでしょう。
前々走、CBC賞レコードで初重賞制覇、前走は北九州記念で2着とレコード勝ちがフロックでないことも証明され、勢いを感じますし今のところ本命候補。
予想オッズでは人気もなさそうですし、楽しみな1頭ですね。
レシステンシア
昨年の秋から着外はマイル戦だけで、1200~1400mの距離では現役トップと言っていいでしょう。
初の中山コースですが不安な点を上げれば、スプリンターズステークスの過去5年での連対馬15頭中14頭がナスルーラ系かミスプロ系を持っており、レシステンシアにはそれがないということでしょう。
しかし同年の高松宮記念で2番人気以内に支持された馬は、上記で述べたようにスプリンターズステークスの相性もよく、データからの後押しで上位争いを期待したいですね。
ダノンスマッシュ
5歳秋から完全本格化したあたりは、父ロードカナロアにそっくりですね。
6歳秋を迎えても、1週前追い切りで坂路一番時計を出すなど順調そのもので衰えはなさそうですね。
今まで結果の出なかった中京コースでGⅠを勝てたあたり、実績のある中山コースではさらに強い競馬が見せられるのではないでしょうか。
ビアンフェ
昨年のスプリンターズステークスでは最下位での惨敗で中山コースの相性が気になるところですが、血統的にはサクラバクシンオーとミスプロ系を持っており、今年のオーシャンSのレースを見る限りでも問題はなさそう。
騙馬になってからの2戦もオーシャンS3着、函館SS(GⅢ)勝ちなど影響はなさそうですね。
データからは押せますが、一級戦となるとやや力量的に厳しそうで、どこまで食い込めるかというのが見方ですね。
ヨカヨカ
今年の夏は3歳牝馬の活躍が目立ちました。
札幌記念のソダシ、キーランドカップのレイハリアなどヨカヨカもその1頭。
北九州記念では軽ハンデで強いレースでしたが、父が米国型スピード血統のスクワートルスクワートと地味だけに、大舞台で力を発揮できるかは不安な点ですね。
最終予想
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