想定オッズ1番人気馬のタイトルホルダーですが、
前走、天皇賞春1着馬が宝塚記念で馬券になったのは
過去10年にさかのぼっても、
2016年キタサンブラックの3着だけと、少しタイトルホルダーには嫌なデータですね。
過去5年の注目データ
- 芝非根幹距離のGⅠ、GⅡ勝利経験
- 【血統】父か母父が非サンデー系(芝GⅠ5着以内か前走芝重賞2着以内馬)
- GⅠ勝利経験のある牝馬
注目したいデータが上記の3つ。
それでは1項目ごとに見ていきましょう。
芝非根幹距離のGⅠ、GⅡ勝利経験
芝2200mで行われる宝塚記念で好走するには、
非根幹距離のレース実績は重要ですね。
開催年 | 過去の該当馬 |
---|---|
2017 | 1着:サトノクラウン(牡5)⇒京都記念(GⅡ)1着など 2着:ゴールドアクター(牡6)⇒有馬記念(GⅠ)1着など |
2018 | (該当馬なし) |
2019 | 1着:リスグラシュー(牝5)⇒エリザベス女王杯(GⅠ)1着 2着:キセキ(牡5)⇒菊花賞(GⅠ)1着 3着:スワーヴリチャード(牡5)⇒アルゼンチン共和国杯(GⅡ)1着 |
2020 | 1着:クロノジェネシス(牝4)⇒京都記念(GⅡ)1着 2着:キセキ(牡6)⇒菊花賞(GⅠ)1着 |
2021 | 1着:クロノジェネシス(牝5)⇒有馬記念(GⅠ)1着など |
さらに絞っていくと、このデータの該当馬すべて、
GⅠ勝利馬はもちろん、GⅠ3着以内を経験しています。(海外は除く)
【今年の該当馬】
- ウインマリリン(牝5)
- 2021オールカマー(GⅡ)1着など
- エフフォーリア(牡4)
- 2021有馬記念(GⅠ)1着
- オーソリティ(牡5)
- 2021アルゼンチン共和国杯(GⅡ)1着など
- ステイフーリッシュ(牡7)
- 2018京都新聞杯(GⅡ)1着
- タイトルホルダー(牡4)
- 2021菊花賞(GⅠ)1着など
- ディープボンド(牡5)
- 2022阪神大賞典(GⅡ)1着など
父と母父が非サンデー系(芝GⅠ5着以内か前走芝重賞2着以内馬)
人気薄で激走した馬の大半が非サンデー系であることは見逃せないところです。
過去5年3着以内に入った、父と母父にサンデー系を持たない馬は
【2017年】
- 1着:サトノクラウン(牡5)
- 香港ヴァーズ(GⅠ)1着など
- (父)ノーザンダンサー系(母父)ミスプロ系
- 2着:ゴールドアクター(牡6)
- 有馬記念(GⅠ)1着など
- (父)ロベルト系(母父)レイズアネイティヴ系
【2018年】
- 1着:ミッキーロケット(牡5)
- 天皇賞春(GⅠ)4着
- (父)キングマンボ系(母父)ヌレイエフ系
- 2着:ワーザー(セン7)
- 香港ゴールド(GⅠ)2着など
- 3着:ノーブルマーズ(牡5)
- 【前走】目黒記念(GⅡ)2着
- (父)グレイソヴリン系(母父)ロベルト系
【2019年】
- (該当馬なし)
【2020年】
- 1着:クロノジェネシス(牝4)
- オークス(GⅠ)1着など
- (父)レッドゴッド系(母父)ヴァイスリージェント系
【2021年】
- 1着:クロノジェネシス(牝5)
- 有馬記念(GⅠ)1着など
- (父)レッドゴッド系(母父)ヴァイスリージェント系
- 2着:ユニコーンライオン(牡5)
- 【前走】鳴尾記念(GⅢ)1着
- (父)ストームバード系(母父)サドラーズウェルズ系
過去5年、2019年の1着リスグラシュー(父サンデー系)以外、
勝利馬4頭が非サンデー系。
上記データから今年の該当馬は
- アリーヴォ(牡4)
- 大阪杯(GⅠ)3着
- (父)キングマンボ系(母父)ストームバード系
- ウインマリリン(牝5)
- オークス(GⅠ)2着
- (父)ロベルト系(母父)ミスプロ系
サンレイポケット(牡7)- ジャパンカップ(GⅠ)4着など
- (父)グレイソヴリン系(母父)ニアークティック系
- タイトルホルダー(牡4)
- 天皇賞春(GⅠ)1着など
- (父)キングマンボ系(母父)サドラーズウェルズ系
- デアリングタクト(牝5)
- オークス(GⅠ)1着など
- (父)ロベルト系(母父)キングマンボ系
- パンサラッサ(牡5)
- ドバイターフ(GⅠ)1着
- (父)キングマンボ系(母父)サドラーズウェルズ系
GⅠ勝利経験のある牝馬
宝塚記念で馬券を当てるためには、牝馬に注目しておかないといけません。
2019年から昨年まで3連勝中!
過去5年で馬券内に入った牝馬の共通データは、すべてGⅠ勝利経験がある馬でした。
【2017年】
- 3着:ミッキークイーン(牝5)
- 2015オークス(GⅠ)1着など
【2019年】
- 1着:リスグラシュー(牝5)
- 2018エリザベス女王杯(GⅠ)1着
【2020年】
- 1着:クロノジェネシス(牝4)
- 2019秋華賞(GⅠ)1着
【2021年】
- 1着:クロノジェネシス(牝5)
- 2020有馬記念(GⅠ)1着など
- 3着:レイパパレ(牝4)
- 2021大阪杯(GⅠ)1着
【今年の該当馬】
- デアリングタクト(牝5)
- 2020オークス(GⅠ)1着など
注目馬
★アリーヴォ
この記事を書いている段階では、週末の天気予報は曇マークですが、
馬場がしぶれば、大阪杯に続きもう一度激走が期待できそう。
アリーヴォの道悪成績は【2.0.1.0】と得意。
母父のHarlan’s Holidayは、2020年同レース3着に好走したモズベッロと同じで
この年の馬場は稍重でした。
前走の大阪杯は良馬場で3着に好走しましたが、馬場がしぶれば
さらにパフォーマンスを上げてきそうな1頭です。
最終予想
予想公開中!(まっさん)16番目
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