先日の凱旋門賞は、日本馬にとっては厳しい馬場状況でしたが大健闘でしたね。
また来年に期待しましょう。
今週の毎日王冠(GⅡ)は連対馬15頭中12頭が父ディープ、サンデー系、キングマンボ系。
今回もこの血統傾向を中心に予想を組み立てていきたいと思います。
過去5年 高確率データ
(出走予定馬)(想定騎手)
- ヴァンドギャルド(福永)
- ヴェロックス(浜中)
- カイザーミノル(横山典)
- カデナ(田辺)
- ケイデンスコール(岩田康)
- サンレイポケット(鮫島)
- シュネルマイスター(ルメール)
- ダイワキャグニー(石橋)
- ダノンキングリー(川田)
- トーラスジェミニ(未定)
- ポタジェ(吉田隼)
- マイネルファンロン(横山武)
- ラストドラフト(三浦)
GⅠ馬か芝1800mの重賞勝ち馬
※連対馬15頭中13頭が該当
【2016年】
- 1着:ルージュバック⇒きさらぎ賞、エプソムC
- 2着:アンビシャス⇒ラジオNIKKEI賞
- 3着:ヒストリカル⇒毎日杯
【2017年】
- 1着:リアルスティール⇒共同通信杯
- 2着:サトノアラジン⇒安田記念(GⅠ)
- 3着:グレーターロンドン⇒該当なし
【2018年】
- 1着:アエロリット⇒NHKマイルC(GⅠ)、クイーンS
- 2着:ステルヴィオ⇒スプリングS
- 3着:キセキ⇒菊花賞(GⅠ)
【2019年】
- 1着:ダノンキングリー⇒共同通信杯
- 2着:アエロリット⇒NHKマイルC(GⅠ)、毎日王冠など
- 3着:インディチャンプ⇒安田記念(GⅠ)
【2020年】
- 1着:サリオス⇒朝日FC(GⅠ)
- 2着:ダイワギャグニー⇒エプソムC
- 3着:サンレイポケット⇒該当なし
今年の該当馬⇒カデナ,シュネルマイスター,ダイワキャグニー,ダノンキングリー
当日5番人気以下の馬は前走上がり3位以内が狙い目!
【2016年】ヒストリカル(11人気)
前走⇒エプソムC(GⅢ)上がり2位
【2017年】サトノアラジン(5人気)
前走⇒安田記念(GⅠ)上がり1位
【2018年】キセキ(6人気)
前走⇒宝塚記念(GⅠ)上がり3位
【2019年】該当なし
【2020年】サンレイポケット(5人気)
前走⇒新潟記念(GⅢ)上がり3位
前走上がり3位以内馬⇒カデナ,ダノンキングリー,マイネルファンロン,ラストドラフト
新馬勝ち
※2020年のサンレイポケット以外は連対馬14頭が新馬勝ち
今年の該当馬⇒ヴァンドギャルド,ヴェロックス,シュネルマイスター,ダイワキャグニー,ダノンキングリー,ポタジェ,マイネルファンロン,ラストドラフト
血統分析
連対馬15頭中12頭が父ディープ、長距離サンデー系、キングマンボ系で主流血統から馬券を組み立てるのが無難でしょう。
好走血統配合パターンには当てはまりませんでしたが2018年1着、2019年に2着のアエロリットの父はクロフネ(ヴァイスリージェント系)ですが母父にサンデー系と、このレースでのサンデー系の血は重要です。
好走する血統配合パターン
父 | 母父 |
---|---|
ディープインパクト | キングマンボ系 ノーザンダンサー系 グレイソヴリン系 |
長距離サンデー系 | キングマンボ系 ノーザンダンサー系 グレイソヴリン系 |
キングマンボ系 | ディープインパクト サンデー系 ノーザンダンサー系 グレイソヴリン系 |
※連対馬15頭中11頭が該当
【2016年】
1着:ルージュバック
(サンデー系×ヴァイスリージェント系)
2着:アンビシャス
(ディープインパクト×キングマンボ系)
3着:ヒストリカル
(ディープインパクト×ノーザンテースト系)
【2017年】
1着:リアルスティール
(ディープインパクト×ストームバード系)
2着:サトノアラジン
(ディープインパクト×ストームバード系)
3着:グレーターロンドン
(ディープインパクト×ヘロド系)
【2018年】
1着:アエロリット
(ヴァイスリージェント系×サンデー系)
2着:ステルヴィオ
(キングマンボ系×ノーザンダンサー系)
3着:キセキ
(キングマンボ系×ディープインパクト)
【2019年】
1着:ダノンキングリー
(ディープインパクト×ストームバード系)
2着:アエロリット
(ヴァイスリージェント系×サンデー系)
3着:インディチャンプ
(サンデー系×キングマンボ系)
【2020年】
1着:サリオス
(サンデー系×ニジンスキー系)
2着:ダイワキャグニー
(キングマンボ系×サンデー系)
3着:サンレイポケット
(グレイソヴリン系×ニアークティック系)
今年の該当馬
- ヴァンドギャルド
- カデナ
- ケイデンスコール
- ダイワキャグニー
- ダノンキングリー
- トーラスジェミニ
- ポタジェ
注目馬ピックアップ
ダノンキングリー
前走安田記念で念願のGⅠ初制覇。
ディープインパクト×ストームキャット=東京芝1800mと言っていいぐらい得意なコースでしょう。
休み明けの方が走るタイプなので、人気ですがGⅡならまず勝ち負けの確率は高いとみています。
ポタジェ
重賞制覇までなかなかあと一歩届かないポタジェですが、2走前の金鯱賞ではデアリングタクトやグローリーヴェイズと勝負をしていましたし、今回のメンバーでも十分にチャンスはあるでしょう。
デビュー戦以来の非根幹距離ですが、半姉のルージュバックが5年前の毎日王冠を制しているように、この距離で素質が爆発する可能性はありそうですね。
シュネルマイスター
3歳春の時点でダノンキングリー、グランアレグリアと勝負しているあたり、十分な素質があるのは証明済み。
しかし血統的にみると、毎日王冠はサンデー系が圧倒的に強いレースでもあるので、サンデー系の血を持たないこの馬にとってレース相性がどう出るか少々気がかり。
最終予想
◎ダノンキングリー
本命はダノンキングリー。
斤量58.0㎏での出走では2着3着は過去に何頭かいますが、勝ちとなると2013年のエイシンフラッシュ以来勝てていません。
そのあたりが少々気がかりですが、出走メンバーを見渡してもやはりこの馬が妥当ではないでしょうか。
相手候補はこちらから⇓
まっさん(20番目あたり)
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