今年の京都2歳ステークス(GⅢ)は、ケッツァーを除いてすべて前走新馬か未勝利戦とやや予想が難しそうですね。
注目するところはノーザンファーム生産馬が4年連続勝利中。
今年のノーザンファーム生産馬はフィデルだけで、単勝買いも面白いかもしれません。
2歳戦ということもありますが、少ないデータの中から血統も交えて分析していきたいと思います。
『出走予定馬』
- キャンデセント(牡)
- グッドフェイス(牡)
- ケッツァー(牡)
- シホノスペランツァ(牡)
- ジャスティンロック(牡)
- ディープレイヤー(牡)
- トゥデイイズザデイ(牡)
- ビーアストニッシド(牡)
- フィデル(牡)
- ポッドボレット(牡)
- ライラック(牝)
データ(2016~)
前走
- 1勝クラス、オープン、重賞3着以内
- 新馬、未勝利戦は上り1位か2馬身以上で勝利
※連対馬15頭中14頭が1か2のどちらかに該当
前走1勝クラス、オープン、重賞3着以内
開催年 | 過去の該当馬 |
---|---|
2016 | 1着:カデナ(牡) 2着:ヴァナヘイム(牡) |
2017 | 2着:タイムフライヤー(牡) 3着:ケイティクレバー(牡) |
2018 | 1着:クラージュゲリエ(牡) |
2019 | 1着:マイラプソディ(牡) 3着:ロールオブサンダー(牡) |
2020 | 1着:ワンダフルタウン(牡) 2着:ラーゴム(牡) 3着:マカオンドール(牡) |
★今年の該当馬
・該当なし
前走 新馬、未勝利戦は上り1位か2馬身以上で勝利
開催年 | 過去の該当馬 |
---|---|
2016 | 3着:ベストアプローチ(牡) |
2017 | 1着:グレイル(牡) |
2018 | 2着:ブレイキングドーン(牡) |
2019 | 2着:ミヤマザクラ(牝) |
2020 | (該当なし) |
★今年の該当馬
- キャンデセント
- ジャスティンロック
- ディープレイヤー
- フィデル
血統分析
※今年も阪神競馬場で開催
- キズナ産駒、ロベルト系が走りやすい傾向
11月を過ぎてから阪神芝2000m前後のコースで走りやすい血統が顕著に出てきました。
代表的な例は先日行われたエリザベス女王杯でしょう。
着順 | 馬名 | 父と母父 |
---|---|---|
1着 | アカイイト(牝4) | キズナ×シンボリクリスエス |
2着 | ステラリア(牡3) | キズナ×Motivator |
3着 | クラヴェル(牝4) | エピファネイア×キングカメハメハ |
1着2着とキズナ産駒、3着のクラヴェルの父エピファネイアはロベルト系。
1着のアカイイトの母父シンボリクリスエスもロベルト系と去年よりもパワーとスタミナを要する馬場になっています。
エリザベス女王杯でのキズナ産駒の出走は上記の2頭と15着のシャムロックヒルの3頭だけでした。
ちなみにエリザベス女王杯と同日に行われた芝2000m前後のレースでも
9レースの黄菊賞(芝2000m)では
5番人気2着のメイショウゲキリンがキズナ産駒。
4レース2歳未勝利戦(芝1800m)では
6番人気1着グッドフェイスもキズナ産駒。
1週前の阪神(芝コース)でも
2歳新馬戦(芝2000m)では
4番人気2着グローの父がエピファネイア
6番人気3着ショウサンキズナがキズナ産駒と馬券になっています。
★今年のキズナ産駒、父か母父にロベルト系
グッドフェイス(牡)
- 父 キズナ
- 母父 クロフネ
- サンデー系(ディープインパクト)×ヴァイスリージェント系
ケッツァー(牡)
- 父 フェノーメノ
- 母父 グラスワンダー
- サンデー系×ロベルト系
シホノスペランツァ(牡)
- 父 ブラックタイド
- 母父 シンボリクリスエス
- サンデー系×ロベルト系
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最終予想
本命はフィデル。
このレース4連勝中のノーザンファーム生産馬の強さに期待したいですね。
今回の出走馬ではフィデルの1頭だけで、前日オッズ(19時時点)も4番人気と馬券妙味もありますね。
⇓相手候補はこちら⇓(まっさん)7番目
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