毎年京都競馬場で行われる天皇賞·春は改修工事のため、阪神競馬場で開催されます。
2006年阪神競馬場に外回りコースが出来てからはじめてのコースになります。
阪神芝3200m コース分析
1周目(外回り)⇒2周目(内回り)
距離は3200m
スタート地点は向こう正面の中央付近
1周目は外回り
3コーナー手前に小さな上り坂
4コーナー出口から直線にかけて2mの下り坂
そして1回目の1.8mの急坂を上り120m昇り2周目へ
2周目は内回り
最後の直線距離は短いために前にポジションがとれて、なおかつ長くいい足が使える馬が有利になるでしょう。
京都から阪神へ コース替わりで有利な馬は?
同じ距離3200mでも
京都での天皇賞·春はスタミナはもちろん、レースの最後はスピードも求められますが、
阪神になるとより最後はスタミナとロングスパートのできる足が求められる競馬場にあると思います。
そういった観点から何頭かピックアップしたいと思います。
ユーキャンスマイル(牡6)
過去の阪神大賞典では去年1着に対して
本番の天皇賞·春では4着に負けています。
最後のスピードが求められる京都ではワンパンチ足りない印象ですが、スタミナが求められる阪神に変わることによって
チャンスはありそう
母父にダンスインザダークが入ってるのも好感できます。
6歳という年齢は少々気になる点ですが
今年の阪神大賞典も2着に好走していて
復調の兆しがみえます
オーソリティ(牡4)
前走ダイアモンドステークス2着に好走しています。
過去にも、青葉賞、アルゼンチン共和国杯などスタミナ色の強いレースで勝っていますし、
あとは急坂のある阪神コースがどうかでしょう。
父オルフェーヴル母父シンボリクリスエスと急坂のある中山の有馬記念で勝っている血が入っているので問題ないと思います。
今回の舞台では、血統的にこの馬が一番じゃないでしょうか
ウインマリリン(牝4)
前走、小回りで急坂のある中山の日経賞を勝ったことは好感もてますね
去年の阪神で行われたエリザベス女王杯でも見せ場たっぷりの4着
今回の天皇賞は2周目が内回りで直線が短いので、前にポジションとれるのも強みですね
内枠に入ってくれれば軸候補です
ナムラドノヴァン(牡6)
スタミナ豊富なこの馬は、京都では切れ負けしそう
前走の阪神では後方から長くいい足を使っての3着
注文をつけるなら、中団ぐらいのポジションはほしいですね
しかしながら最近のレースっぷりは充実感があり侮れない1頭ですね。
コース替わりがマイナスになりそうな馬は?
カレンブーケドール(牝5)が怪しそう。
阪神に替わってさらにスタミナが求められるレースでは少し距離が長そうに思います。
有馬記念と前走の日経賞のレースを見ていても、
やはり1800~2400mの馬ではないでしょうか。
追記
土、日曜日と雨マークがついているので、馬場状態には注意が必要です
よりスタミナと欧州的な要素が必要となるレースになります。
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